「iDIVO」は、同社のファイル転送ミドルウェア「HULFT」の機能を集約し、自由自在にデータ連携をさせて統合管理するカートリッジ形式のデータ連携ミドルウェア。製品のカートリッジ化によって、ユーザー企業は必要な機能だけを導入し、コスト削減を図ることができる。
ファイル転送をはじめとして、データ連携の開始から終了までの処理をフローで定義し、プロセスを可視化するジョブフロー機能や、データの加工や暗号化、暗号化したデータを保存するファイルボックス機能などを備えている。
発表会では、調査会社のアイ・ティ・アール(ITR)の内山悟志代表が「分析力を競争優位に変えるデータ活用基盤のあり方」をテーマに基調講演をしたほか、HULFT事業部の渡部宗樹副事業部長が「iDIVO」の特徴をアピールした。
渡部副事業部長は、「『iDIVO』を使うことによって、企業間データ連携の課題や、マルチプラットフォーム環境課題、マルチデータベース(DB)課題、企業が抱えているさまざまな課題を解決することができる。さらに、技術サポートやデータ連携基盤の構築サービスが充実している」と、販売パートナーやユーザー企業にメッセージを送った。(ゼンフ ミシャ)
HULFT事業部の渡部宗樹副事業部長