Special Issue

<BCN CONFERENCE 2019 夏>セキュリティ対策の主戦場はエンドポイント 主力製品「SecureAnywhere」を紹介――ウェブルート

2019/10/17 09:00

週刊BCN 2019年10月14日vol.1796掲載

 セキュリティ・BCP対策のセッションでは、ウェブルートの東田巌秀・マーケティング部シニアマーケティングマネージャが登壇した。「軽さ、速さ、ランサムウェア対応、フィッシング対応、既知・未知両対応、マルチベクター、一つでも当てはまればウェブルート」をテーマに、主力製品「SecureAnywhere」の特徴を紹介した。

東田巌秀
マーケティング部
シニアマーケティング
マネージャ

 冒頭、東田マネージャは「今、セキュリティ市場ではPCなどのエンドポイントが主戦場になっている」と強調した上で、「業種や企業規模で要望は全く異なっているものの、Secure
Anywhereは、ランサムウェア、フィッシング、既知・未知の脅威、マルチベクターのどれか一つでも当てはまる企業に適合できる」と語る。

 SecureAnywhereの特徴が多くの表彰歴を持つAI技術。過去10年以上にわたって膨大な脅威情報を収集、そのデータ分析を通じて、URL、IP、ファイル、モバイル脅威ベクトルの脅威インテリジェンスサービスを提供している。

 現在は、第6世代AIによるリアルタイム脅威インテリジェンスがSecureAnywhereに搭載されている。また、ウェブルートは業界で最も脅威情報を外販している会社であり、100社以上のセキュリティベンダーが同社の情報を活用して製品を提供しているという。

 SecureAnywhereは、単一のソリューションとして多層防御機能を提供している点も大きな強みとする。「世界中の数千万ユーザーが常にクラウドのビッグデータを更新しており、その情報を元に多層防御を実現している。そのため、最新の脅威トレンドに対応できる」と、東田マネージャは強調している。

 加えて、もう一つの強みがリカバリー機能の「ジャーナリング&ロールバック」である。この機能は、グレー判定した実行ファイルの動作を監視し、そのファイルが行った変更を全て記録し続ける。そのファイルがマルウェアと判定された瞬間に、ファイルを除去するともに、全ての変更をもとに戻すことができる。

 東田マネージャは、「世界唯一の独自技術によって、ランサムウェアに最も強いセキュリティソフトの一つと評価されている」と説明した。

 最後に、東田マネージャはパートナープログラムについて触れ、「セキュリティ市場の主戦場であるエンドポイント対策では、PCのリプレース案件が日本全国で増加している。この機会に、業界最高のセキュリティ製品を販売していただくパートナーを大募集している」とアピール。パートナープログラム参加企業へのメリットとして、パートナーポータル、ディールマネージメントツールの提供、販売・製品情報の提供、仕切提供、案件支援などを挙げた。
  • 1

外部リンク

ウェブルート=https://www.webroot.com/jp/ja