Special Issue

ネットワールド DX・テレワーク時代に最適なインフラをNutanixが導くクラウドとオンプレの共存

2021/02/12 09:00

週刊BCN 2021年02月08日vol.1861掲載


 ネットワールドのセッションでは、マーケティング本部/セールスコンサルティング部/セールスコンサルティング1課の成清真素夫氏が登壇し、Nutanix製品を活用したクラウド時代に適したインフラや、デジタルトランスフォーメーション(DX)やテレワーク時代に活用できるハイブリッドクラウドソリューションについて解説した。

ネットワールド
マーケティング本部/セールスコンサルティング部/
セールスコンサルティング1課
成清真素夫氏

 Nutanixは、仮想化全盛の企業ITインフラの世界において、サーバーとストレージ、ネットワークを統合したハイパーコンバージドインフラストラクチャー(HCI)製品を開発し、市場を切り開いてきたイノベーターである。HCIのメインであるスケーラブルのアーキテクチャーに加え、ネットワークとストレージの機能、さらにバックアップや運用監視の自動化といった、今まで別々のサードパーティ製品を組み合わせて構築していたシステムをNutanixの独自ソフトウェアを活用してHCI上にソリューションとして実装できる仕組みまで一貫して提供している。

 Nutanixは、「Nutanix Clusters on AWS」を2020年8月にリリースし、今後Microsoft Azureにも対応の予定だ。「これによって、ユーザーはハイブリッドなクラウド環境を構築できるようになる」と成清氏は説明する。

 ハイブリッドクラウドは、パブリックとプライベートのクラウドリソースを適材適所で使えることで注目されている。ただ実際は、「インフラの違いによる運用や移設の難しさという問題があり、オンプレミスに回帰するという流れも見られる」のが現状である。

 これに対しNutanix Clustersでは、もともとオンプレ上で動いていたプライベートなクラウド環境をパブリッククラウド環境に拡張し、ユーザーがオンプレと同じ方法でインフラを構築・運用できる。パブリッククラウドのベアメタルインフラ上に作った仮想マシン上でNutanixのOS製品が動く仕組みで、Nutanix Clustersを使うとプライベートの環境で容量やパフォーマンスが不足した際、ネイティブな形でパブリッククラウドに拡張可能となる。

 その際、「アカウントをNutanix製品内に登録することで管理やプロビジョニングをNutanixのUIから行える」ようになる。また、Nutanix Clustersに載っているシステムは、パブリッククラウドの分析や機械学習などのさまざまなサービスと連携できる。

 セッションの最後に成清氏は、実際にNutanix Clusters on AWSの操作デモを実施。アカウントの準備設定から、Nutanix ClustersのAWSへのデプロイ、休止、オンデマンドの拡張と縮小、削除と、簡単に操作できる様子を紹介した。
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