年頭所感

ムーバーとしての第一歩

2019/01/30 09:00

週刊BCN 2019年01月21日vol.1760掲載

 今の3カ年の中期経営計画(18~20年)がスタートするとき、向こう9年間でTISインテックグループの“なりたい企業像”をまとめた。ちょうど3カ年中計を3回こなす時間軸で、戦略的に推し進めていく事業や、グローバルで目指すべきポジションなどを策定している。それと並行して、グループをまとめあげていくには、“哲学”のようなものが必要だと考え、19年1月、TISインテックグループの基本理念を公表した。

桑野 徹
会長兼社長
 基本理念の構成要素の一つに“ミッション”があるが、そのミッションのキーワードとなるのが「ムーバー」である。ムーバーとは、世の中を新しい世界へと動かしていく人を指している。新しいムーブメントを生み出す仕事に率先して取り組んでいくという思いを込めた。

 例えば、金融業のお客様から見た過去の当社は、ITエンジニアを供給してくれる便利な会社だったと思う。それはそれで需要に応えているのだが、ややもすれば数ある協力会社の中に埋もれてしまいかねない。当社ならではの商材やサービスをお客様に提案していくともに、お客様といっしょに新しいデジタルビジネスを積極的に立ち上げていく。その一例として、19年春をめどに三菱UFJ銀行と共同でIoT時代を見据えた決済暗号化サービスを始める予定だ。

 当社はデジタル技術を駆使したムーバーとして、未来のまだ見ぬ景色の中に、鮮やかな彩りをつける存在になる。19年、まずは「ムーバーとしての第一歩」を歩み出す年としたい。
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外部リンク

TIS=http://www.tis.co.jp/