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クオリティア、奥野製薬工業が「DEEPMail」と「Active!hunter」を導入

2020/03/05 13:00

 クオリティア(松田賢代表取締役)は3月5日、奥野製薬工業(奥野和義社長)のウェブメール搭載メールサーバーソリューション「DEEPMail」とデュアルエンジン搭載「Active!hunter」の導入事例を発表した。

奥野製薬工業の「表面処理 プラスチックメッキ用処理薬品」

 奥野製薬工業は明治38年創業、「モノづくり」を念頭に技術開発型の企業として表面処理薬品・無機材料薬品・食品の3部門を経営の柱に、人を宝として業界をリードする新規技術に取り組んでいる。同社は2年の選定期間を設け、約20の製品の中から直感的に操作できることが決め手となりDEEPMailを、そして日本語のスパムメールにも威力を発揮するActive!hunterを導入した。

 DEEPMailは、独自開発の高速メールエンジンを搭載した大規模次世代メールシステム。RFC準拠のSMTPデーモンは他社製のMTAとも連携可能なため、さまざまなシステム環境での導入や既存の各種サービスとの連動が容易で、顧客の用途に合わせてカスタマイズ可能なウェブメールソリューションとして利用できる。また、自治体や企業などを脅かす標的型メール攻撃に対し、添付ファイルをローカルで開く前に事前に中身をブラウザー上で確認できる「添付ファイル画像化オプション」や、不正ログインを防止する「国別IP制限機能」「二要素認証」など、メールサーバー単体で実現できる標的型メール攻撃対策、アカウント乗っ取りに備えたセキュアな環境を確立するさまざまな機能を備えている。

 Active!hunterは、コラボレーション型フィルター「CLOUDMARK」と次世代の学習型フィルター「SVM(Support Vector Machine)」のデュアルエンジンを搭載した唯一の国産高性能アンチスパム・アンチウイルス製品。二つの最強エンジンを搭載したことで高い判定精度を実現し、スパムメールを的確に排除する。また、国内開発のインターフェースで提供しているため日本語の環境での使いやすさ、日本語スパムの検知精度ともに海外製品に比べて大きなアドバンテージをもつ。さらに、コストパフォーマンスにも優れ、低価格で高品質なアンチスパム・アンチウイルスを提供する。

 今回、奥野製薬工業では、DEEPMailとActive!hunterの導入にあたり、「運用時のメールの停滞がなく、常にスムーズなメール処理と配信を実現」「ユーザーフレンドリーである点」「導入後、メールシステムに関する社内からの問い合わせはほとんどなくDEEPMailの直感的に使える操作性を実感」「Active!hunterの導入により日本語の迷惑メールの検知率が向上」「アンチスパム・アンチウイルスの高コストパフォーマンスを実現」「導入に際し質問などの問い合わせに対するクオリティアの技術力と人的な対応力による安心感」といった点を主に評価している。
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外部リンク

クオリティア=https://www.qualitia.co.jp/

「DEEPMail」=https://www.qualitia.co.jp/product/dm/

「Active!hunter」=https://www.qualitia.co.jp/product/ah/

「奥野製薬工業の導入事例」=https://www.qualitia.co.jp/case/dm_ah_okuno.html