新聞に編集後記はあったかな。こころあたりを探してみるに、それらしきものはあるが、後記と謳ったものはどこにもない。日刊紙にはない。週刊紙にもない。が、月刊誌にはある。こうしてみると、編集後記は編集人の時間の余裕がなせる技か、ともおもうがそうでもない。本紙の創刊号を発刊するにあたり、なんと忙しかったことか。いく人かの方に祝福の辞をいただいたが、コラム子は地獄へ一歩足を踏み入れた感を強めている。

 こんなことを考えつつ、当コラムの『4ビット』を書いている。4ビットは1971年、米国のインテル社が開発したマイクロプロセッサの第一弾である。実のところ、コラムや連載見出しには頭を抱えることが多い。能力のなさを問えばそれまでだが、そこにひと工夫のムチを打つ。こうしてできたのが『4ビット』である。以前コラム子は、事務機業界の週刊紙に6年あまり、回数にして300回を書き続けたものである。休みなく続いたのはコラム名『虫』が気にいっていたせいだと恩っている。

 創刊号をまとめるにあたり、いくつかのコラム名が浮かんでは消えた。ひと息ついた時に『4ビット』が生まれた。今回は創刊号でもあるので、新聞記者としては高嶺の花の編集後記風にまとめてみました。実は『8ビット』のコラム名も考えました。これは読者の方に明けわたす考えです。編集部まで500字原稿を郵送して下さい。