北斗七星

北斗七星 2003年9月1日付 Vol.1004

2003/09/01 15:38

週刊BCN 2003年09月01日vol.1004掲載

▼8月25日、住民基本台帳ネットワークシステム(住基ネット)の第2次稼働がスタートし、各自治体では住基カードの交付を開始した。さっそく北斗子も住基カードの申請を行ってきた。東京都に隣接する千葉県西部の某市役所。朝9時、申請書に必要事項を記入し窓口へ。

▼住基カードは、「写真入り」と「写真なし」の2種類がある。顔写真は持参してもしなくてもどちらでもよい。持参した場合は、窓口担当者が写真をスキャナで読みとってくれる。この作業に手間取っていた。うまくいかないのか何度もスキャニングを繰り返していた。これでは時間がかかってしかたがない。写真はその場で撮影してもらった方がよさそうだ。北斗子は写真を持参しなかったので、別室で写真撮影。デジタルカメラで自動撮影後、データはオンラインで端末に送られる。写真代は無料。

▼担当者によると、初日の発行枚数は25枚。ちなみにとなりの市(人口44万人)の初日発行枚数は44枚だったとか。北斗子が住む市の人口は17万人だから、「人口比による発行枚数では勝った」と担当者は胸を張る。カード作成中にシステムトラブルが発生。端末を立ち上げ直すなどして、ようやく作業が終了。料金500円を払って待望の住基カードを入手した。申請から交付までに要した時間は40分。長い。また、カード表面には、名前のほか、生年月日、性別、住所が書いてある。これでは落とした時に心配だ。ようやく手にした住基カード。さて、何に使おうか。
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