EMCジャパンの諸星俊男氏は今年7月で社長就任から1年を迎えた。外資系企業で、前社長が外国人(エドワード・ナイハイゼル氏)であったことを意識して、諸星氏が掲げたのは「日本化」。この1年、「日本に根付いたビジネスを追求し、着実に効果が出ている」と自信をみせる。

 効果のひとつとして、販売代理店とのパートナーシップ深耕をあげる。代理店数は30社以上と、昨年に比べれば2倍水準に増えた。これにより、間接販売のビジネスが拡大。「販売パートナーのトップ(社長など)と密にコミュニケーションを図ってきた」結果だ。業績について、具体的には明らかにしていないものの「ワールドワイドで今年度第2四半期は売上高が前年同期比18%増。日本はそれ以上の伸び率を示している」という。

 今後も引き続き「日本化」を追求していくが、「加えてグローバルパートナーとのアライアンス強化にも力を入れていく」方針。また、「(買収したコンテンツ管理の)ドキュメンタム製品を、いかに日本で広めていくかが以前からの課題。十分に普及していない分、ビジネスチャンスと捉えて新規開拓を図っていく」としている。「日本化」ビジネスが次のステップに進もうとしている。