店の床はあさりの貝殻だらけ
複合施設のなんばCITY・飲食ゾーン「なんばこめじるし」に店を構える「天ぷら大吉」は、昼も夜もピーク時には、連日、行列ができる天ぷら屋だ。
本店は、堺市の魚市場内にあって、営業時間が平日は深夜12時から午前9時30分、休日は午後11時から午前9時30分と、会社員や学生にとって不便な時間帯だ。にもかかわらず、行列に並ばなければ食べることができないほど人気が高い。その人気店が、複合施設のなんばCITYにオープンしたのが、なんば店だ(ランチ11:00~14:30、ディナー17:00~22:30)。
天ぷらが1品100円からとリーズナブルで、ディナーでも3000円あれば十分。びっくりするのは、アサリ汁の貝殻を床に捨てるようになっていること。だから、店の床は貝殻だらけだ。
上新電機J&Pテクノランドの川井彰店長は、勤務先が近く、「堺魚市場の雰囲気が楽しめる」ということで常連になった。(郁)
大阪府大阪市浪速区難波中2-10-25 なんばこめじるし
06-6644-2958
平均予算:1000円以内(昼)/3000円以内(夜)