マイクロソフトの人工知能(AI)といえば、日本ではLINE上でやりとりができる女子高生設定の「りんな」が有名だ。一方、中国では「小氷(シャオビン)」が人気を博している。こちらは、微信(Wechat)や微博(Weibo)などのソーシャルサービス上でやりとりができ、自分の携帯番号を登録すれば、小氷がやり取りを学習して、ユーザーごとに最適な回答をしてくれるようになる。

朝の生放送番組でリオ五輪の試合結果を予測

 小氷は、お天気キャスターとしても有名だ。2015年12月からは、上海のテレビチャンネル「東方衛視」の朝のニュース番組に、気象予報担当として毎日出演している。人工知能がテレビ番組にレギュラー出演するのは中国初の事例。今年8月には同番組のなかで、新たにリオ五輪も担当し始めた。同月12日にはビッグデータ分析にもとづく試合予測を行い、男子バスケットボールでリトアニア対アルゼンチン戦の勝者を予測。結果は小氷の予想通り、81-73でリトアニアがアルゼンチンを下した。