▼真偽を確かめる術はないが、SNS上では「新卒だけど、もう退職届を出した」などという声をチラホラ見かけるようになった。4月に入社した新入社員のみなさんは、「五月病」を乗り越えて、自分の働く環境に無事に慣れただろうか。

▼週刊BCN編集部にも新卒の若手記者が配属された。会話の端々に初々しさが感じられるが、自らの新卒時代を振り返ると、しっかりしているなぁと感心してしまう。

▼すでに19年卒の採用も本格化している。採用活動というのは企業にとって負荷が大きい業務だ。どんな試験や面接をしたとしても、採用する側、される側の双方に必ずメリットをもたらすことができるかというと難しい。

▼現在HRテック市場が盛り上がっているのは、多くの企業が人材確保や人材活用に悩んでいることの証。既存のITベンダーだけでなく、人材紹介サービスを手がけるベンチャー企業などが本業のノウハウを生かして新しい業務アプリケーションを開発する動きも出てきていて、市場の裾野を広げている。若さは時に未熟さと同列に扱われるが、慣性に逆らえないベテランを叱咤する起爆剤にもなる。(霹)