▼新型コロナウイルスの感染者は世界全体で累計200万人に迫ろうとしている(4月14日現在)。北米と欧州の被害は深刻さを増す一方で、発生源と目される中国はすでに克服ムードを醸し出している。“コロナ後”に果たしてどんな世界が待ち受けるのか。

▼収束までの時間が長引くほど、経済活動への影響も日々深刻化し、世界の在り方を大きく左右する。IMFは2020年の世界経済の成長率予測をマイナス3%に引き下げた。

▼そんな中でも企業価値を高めている企業はある。日経新聞は14日、売上高100億円以下の中堅上場企業で、新型コロナ禍の環境下においても時価総額が増えた企業のランキングを発表した。1位はAWSの有力パートナーであるサーバーワークス。AI inside、HENNGE、freeeといったITベンダーもベスト10入りしている。

▼リモートワーク環境の整備や業務効率向上といったキーワードでプロダクトやサービスが市場に評価された面は大きいだろうが、目下の市場環境に適した形のマーケティングを積極的に模索した企業が名を連ねているという印象も受ける。コロナ後のパラダイムシフトは国内IT市場とも当然無縁ではない。(霹)