今日は何の日

<今日は何の日>4月2日『歯列矯正の日』

2024/04/01 09:00

週刊BCN 2024年04月01日vol.2008掲載

歯列矯正の辛さと楽しさ

 新型コロナ禍で歯列矯正をする人が増えたと聞いたことがある。矯正器具をつけていてもマスクで口元が隠れて見えないので、心理的なハードルが下がったのが理由の一つだろう。

 歯列矯正には、大きく分けて二つの方法が存在する。一つはワイヤー矯正、もう一つはマウスピース矯正だ。一般的に前者は幅広い症例に対応できるほか、細かい調整が可能などのメリットがあり、後者は装置が目立ちにくく、取り外しができるとのメリットがあると言われている。

 私は最近、2度目のワイヤー矯正を始めた。しかし、1度目は幼い頃だったためか、当時感じていたはずの痛みや辛さをすっかり忘れてしまっており、矯正器具を調整するたびに新鮮な痛みに苦しんでいる。

 ワイヤー矯正やマウスピース矯正にかかわらず、歯列矯正には痛みはつきものだ。かかる費用も決して安くはない。しかし、やる価値は確かにあると言える。時間が経つたびに歯が動き、歯並びが変わっていくのを見ると本当に楽しい。自分の歯並びに自信が持てない人は、矯正という選択肢を視野に入れてもいいかもしれない。
(留)
 


由来
日付は「し(4)れ(0)つ(2)」と読む語呂合わせから。歯列矯正の大切さをアピールする目的で、OCAJapanが2001年に制定した。
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