ゲレンデを滑り降りる爽快感
冬のスポーツといえば、スキーである。東北出身で、子どもの頃から冬になると当たり前のようにスキーをする環境で育ったが、雪国育ちにも関わらず記者は寒さが大の苦手。大人になってからはすっかりゲレンデから足が遠のいている。
国内のスキー人口は減少傾向だ。ピークは1990年代から2000年代前半で、最も多かったのは冬季長野五輪が開かれた98年。スキー1400万人、スノーボード400万人の計1800万人だった。以降は右肩下がりで、23年は計430万人と最盛期比で7割減になっている。
白く輝くゲレンデを勢いよく滑り降りる爽快感はほかのスポーツにはない魅力だが、道具を用意したり、遠方のスキー場まで移動したりと、それなりにお金がかかるアクティビティーで楽しむためのハードルは高い印象がある。スキーを観光資源として生かすため、一部のスキーリゾートはインバウンドの集客に注力して生き残りを図っている。
ちなみに、スキーの日の由来になったレルヒ少佐は、日本スキー発祥の地をPRする新潟県のゆるキャラ「レルヒさん」として今も活躍している。
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由来
1911年1月12日、オーストリア軍人のレルヒ少佐が視察に訪れた新潟県上越市で、国内で初めてスキーの指導を行ったことが由来。雪質や地形をふまえ、一本杖のアルペンスキー技術をメインに伝承した。