店頭市場を大きくけん引した製品は「液晶ディスプレイ」、「記録型DVD(DVD-R/RW/RAM)」、「セキュリティソフト」――。不振が続く店頭市場だが、BCN Award 2002によれば、この3分野の製品の売り上げが前年比2倍以上と急進していることが明らかになった。各分野とも、前年は独立したAward選定対象ではなかったが、売り上げの拡大にともない今年から独立した分野となった。店頭は人気商品が登場すれば、訪れる客の数が増加し、売り上げが上がるサイクルになっているだけに、こうした人気商材がどれだけ登場するのかが売り上げアップのカギとなる。
2001年のパソコン販売店は、パソコン本体の販売不振に見舞われた。
そんななか、大きく飛躍したのが液晶ディスプレイ、記録型DVD、セキュリティソフトの3分野だ。
液晶ディスプレイの販売実績は、対前年比で128%増と2倍以上となった。BCN総研によれば、「現在は店頭で販売するディスプレイの6-7割が液晶」という。ベンダー間のシェア争いも激しく、BCN Award 2002でナンバーワンとなったNEC三菱電機ビジュアルシステムズと2位のアイ・オー・データ機器との差はわずかに2.6ポイント。
店頭市場を大きくけん引した製品は「液晶ディスプレイ」、「記録型DVD(DVD-R/RW/RAM)」、「セキュリティソフト」――。不振が続く店頭市場だが、BCN Award 2002によれば、この3分野の製品の売り上げが前年比2倍以上と急進していることが明らかになった。各分野とも、前年は独立したAward選定対象ではなかったが、売り上げの拡大にともない今年から独立した分野となった。店頭は人気商品が登場すれば、訪れる客の数が増加し、売り上げが上がるサイクルになっているだけに、こうした人気商材がどれだけ登場するのかが売り上げアップのカギとなる。