「BCN AWARD 2002」の授賞式が2月1日、東京・表参道の青山ダイヤモンドホールで開かれた。3回目となる今回は、66部門39社のナンバーワンメーカーが選ばれ、ハード部門で最多の8部門を受賞したメルコをはじめ、授賞式には約140人の受賞企業や販売店、後援団体の関係者などが集い、トロフィーの授与式が行われた。データを提供する販売店の代表として、エイデンの岡嶋昇一社長は「コンシューマが困っていることを理解し、しっかりとサポートすることが、日本市場の次なるステップにつながる」と祝辞を述べ、さらなる業界の発展に期待を寄せた。



NECカスタマックス
デスクトップPC・TA
片岡洋一社長


 シェアを追いかけていればよいというものでなく、ユーザーの身になって提案していくこと、結局はそういう基本に返った製品開発、提案が重要になります。2月以降発表するNECの製品は派手さはないかもしれませんが、どのような層でもきちんと使いこなすことができる堅実な製品の提案を行っていきます。



アイ・オー・データ機器
外付けハードディスクドライブ・CD-R/RWドライブ・拡張インターフェイス・映像関連ボード
細野昭雄社長


 BCNランキングでトップシェアを獲った当社担当部門は、賞賛に値します。とはいえ、今年のビジネスは、昨年にも増して厳しくなるでしょう。売れ筋商品をつくりだすのも難しいですが、液晶など売れ筋部材を調達するのは、もっと難しい。気持ちを引き締め、利益重視で連勝を狙います。



エプソン販売
インクジェットプリンタ
白石吉昭専務取締役


 技術力、営業力、サポート力が三位一体となった戦略がナンバー1シェアを獲得できた要因と思います。今後は、インクジェットプリンタの実用性をさらに浸透させるため、家庭で簡単にデジタル写真を出力できることを消費者にお伝えし、新規ユーザーを開拓することで市場規模を広げたいと考えます。



NEC三菱電機ビジュアルシステムズ
CRTディスプレイ・液晶ディスプレイ
高山 由社長


 CRT、液晶2部門で受賞したことを大変嬉しく思います。来年もぜひ取れるよう努力したい。2001年は当社にとって、NECと三菱電機という2つの企業文化の統合を図る年でした。技術基盤を共通化しコスト競争力を図りながら、両社のブランドを利用し、NMビジュアル製品として台湾、韓国メーカーに対抗していきます。



シマンテック
ユーティリティソフト・セキュリティソフト
成田明彦社長


 新設部門でトップシェアとなったのは喜ばしい限りです。当社の売れ筋ソフトの傾向から、ユーザーはウイルス対策に加え、ハッカーの侵入を遮断することにも細心の注意を払っているのがわかります。今後は、ブロードバンドのさらなる普及とともに、セキュリティに対する関心がさらに高まっていくでしょう。



ソニーマーケティング
ノートPC・携帯情報端末
渡邊敏夫執行役員


 ソニーの強みはユーザーの視点に立ってものづくりに励む点にあります。そのポイントは、自分達のできる範囲でやる――。この積み重ねで、今まで見たこともない全く新しいソリューションを提案しています。今年はノートとPDAで2冠を達成しましたが、来年は3冠は確実だと思いますし、必ずそうなる自信があります。



メルコ
内蔵ハードディスクドライブ・メモリ・CPUアクセラレータ・LANカード・HUB・ルータ・プリントサーバー・モデム
斉木邦明専務取締役


 ハード部門最多の8部門を受賞でき、とても喜ばしいことです。今年はさらに力を入れて、一気にトップシェア部門“2ケタ”の受賞を目指します。しかし、たくさんの部門で受賞しても利益を出さなければ意味がありません。BCNランキングをマーケティングの実戦に活かし、シェアと利益を両立させます。



キヤノン販売
ページプリンタ・スキャナ
芦澤光二取締役


 スキャナとLBP双方とも技術力を駆使した機能性がユーザーニーズに合致したと思います。今後、スキャナは、MFP機器とともに伸びていくとみています。LBPは、SOHOがカラーページプリンタをショップで購入するケースが拡大傾向にあります。そこで今年はLBP全体でシェア50%以上の獲得を目指します。



オリンパスプロマーケティング
MOドライブ
一ノ瀬節夫取締役


 後半、アイ・オー・データ機器さんに追い上げられて、最後の最後までヒヤヒヤしましたが、何とかトップシェアを取れました。文庫本サイズの小型軽量化、USB接続などを実現したTURBO MO miniシリーズが躍進の原動力となりました。中国での生産開始、輸出の強化などにより、コスト競争力を強め、今年もトップをとります。



ソースネクスト
トレーニングソフト・携帯電話ソフト
松田憲幸社長


 今回、2部門での受賞となりましたが、ユーティリティや教育関連を含め、5部門達成を成し遂げたかった。IT業界は厳しい環境にありますが、景気に関係なく、良い商品をお客様に届けることで、シェア拡大につなげていきます。いずれはマイクロソフトを抜いて、全体で1位に立ちたいものです。