プロバイダの合従連衡が進んでいる。ニフティの渡辺武経社長は、「今年に入りNECから連合参加の打診を受けたが断った。数だけ追い求めても仕方がない。だが、今後も連合しないというわけではない」と、今の段階では中立維持の姿勢を示す。一方、独自に4社連合を結成したNECビッグローブの芳山憲治執行役員常務は、「今年初め、ソニーとニフティの買収話が出てから、連合への動きに拍車をかけた。今後ともほかのプロバイダの連合参加を呼びかける」と、有力プロバイダの引き込みに余念がない。また、NTTグループは4月19日に発表した3か年計画で、「規模の拡大が必要であり、現在グループ各社で展開しているプロバイダサービスを段階的に統合する」と、規模の追求を明記。収益性が低下するプロバイダ事業は、統合・巨大化の一途をたどるのか。