みずほフィナンシャルグループのシステム障害は、ようやく「沈静」したようだ。第一勧業、富士、日本興業の3銀行が統合・再編され、個人、中小企業向けの「みずほ銀行」、大企業向けの「みずほコーポレート銀行」が誕生した4月1日。開店早々から現金自動預入払出機(ATM)が正常に動作せず、現金は引き出せずに残高だけ減少が147件、公共料金など二重引き落としが3万件、同じ口座に二重振り込みするなど送金の誤処理5000件、口座振替の遅延が最大250万件――。日本の金融システムに対する信頼を根本から揺るがしたこの障害の原因はなんだったのか。(村田知哉●取材/文)