その他

PC大手、構造転換は後手に 求められる“活きの良い”製品

2002/05/13 21:12

週刊BCN 2002年05月13日vol.940掲載

 大手コンピュータメーカーの2002年3月期決算は、コンピュータ事業を主力に置く企業ほど厳しい結果に追い込まれた。これは01年3月期決算でもすでに現れていた兆候だ。かつて、NECの西垣浩司社長は、市場変動に収益が左右されない事業構造の確立を目指すと言い、富士通の高谷卓副社長もパソコン事業の転換を示唆した。しかし、このような動きも現段階では間に合わなかったようだ。各社のコンピュータ事業の売り上げは軒並み前期割れとなり、収益悪化の引き金になっている。景気が上向くのは「今年後半から」と各社は口を揃えて期待するが、これも昨年の時点ですでに聞いた話である。

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