国際的な取り組みの強化
IT戦略本部は、「e-Japan重点計画」を見直し、「2005年度に世界最先端のIT国家となる」という目標をより確実に実現するために、平成14年度から「新重点計画」に移行する。新重点計画では、横断的課題の克服のために「国民の理解を深めるための措置」や「国際的な協調および貢献の推進」などに新たに力を入れる。国際的取り組みの強化では、「世界の情報拠点(ハブ)を目指して」、アジア地域内の次世代高速インターネット網の整備、アジア発の次世代技術の確立、アジアの人材の育成・流動化について、アジア諸国と連携して戦略的に推進する――としている。構想の背景と政策について、4月9日開催の第11回IT戦略本部会合で公表された資料を紹介する。

国際的情報流通の現状

アジア地域の現状と可能性

アジア地域内の情報流通