家庭用ゲーム専用機「プレイステーション(プレステ)」の生みの親、久夛良木健氏が4月1日、ソニーの執行役員副社長に就任した。久夛良木氏はこれまで、プレステを開発・製造する子会社「ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)」の社長と、ソニー本体の取締役を務めていたが、そこに執行役員の職位が追加されたのだ。ソニーにおいて取締役とは、「グループ全体の経営を監督する立場」(ソニー幹部)を表しており、執行役員の肩書を得ることは、ソニー本体事業の直接実行者になることを意味する。実は、久夛良木副社長の双肩には、ソニーの将来を左右しかねない重要な役割がのしかかっている。(村田知哉(ジャーナリスト)●取材/文)