パソコンからAV(音響・映像)機器まで幅広い用途に利用できる大容量でコンパクトなリムーバブルHDD(ハードディスク装置)の新規格「iVDR」に対応した第1号製品が、4月下旬に販売開始された。2002年3月からiVDRの標準化規格を検討していたiVDRハードディスクドライブ・コンソーシアム(日置敏明代表)は、今年を「iVDR元年」と位置づけ本格的な普及を目指す。年内にはパソコンの外付けHDD用途として、数社が参入する予定だ。現段階では、DVDなど他の記録メディアに比べ価格が高く、コンテンツ販売会社の承認が得られていない状況にもあるが、2-3年後には200-400ギガバイトまで容量アップが予定されており、多用途に利用可能なiVDRに対するIT機器メーカーの期待は大きい。(谷畑良胤●取材/文)