情報漏えいを防止するために、紙文書をスキャンして電子データ化する動きが活発化している。事務機メーカーは今年に入り、相次ぎスキャナ関連機器を出荷開始するなど、企業ユーザーのスキャンニーズを取り込もうとしのぎを削っている。金融や医療などで利用が進んでいた高価格機ではなく、5万円から30万円前後の低価格スキャナ単体機の売れ行きが好調。スキャナ市場は今年、30%増の高成長を予測する声もある。スキャナ機能を搭載した小型MFPにとっても追い風だ。「日本版SOX法」の施行などを控え、内部統制強化に取り組む企業ユーザーに対して、スキャナを含めたドキュメント管理の提案が重要になりそうだ。