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SAPジャパン 「高価格」イメージ払拭に全力

2006/09/11 21:10

週刊BCN 2006年09月11日vol.1153掲載

 SAPジャパン(ロバート・エンスリン社長)は、ERP(統合基幹業務システム)のパートナー3社と共同で、中堅中小企業(SMB)向けに価格を通常の3分の1程度にした格安ERP(セット商品)を期間限定でキャンペーン販売する。同社のERPは国内でも認知度が高く、大手企業を中心に広範に普及した。だが、「価格が高い」という印象が強く、SMBがSAP製品の導入に二の足を踏んでいると判断。これを機に、「高価格」のイメージの払拭を狙う。格安ERPは、簡易導入のノウハウとサポートツール込みで「300万円」などと総額を明示。年末までに100社への導入を目指す。同社は来年前半までに、実績に応じディスカウント額を増やせるというワールドワイドの新パートナー制度を日本にも導入する予定。今回のキャンペーンで、新パートナーを獲得する布石を打つ。

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