【上海発】中国に進出している日系IT企業の多くが、人材の安定した雇用に課題を抱えている。対日オフショア開発が隆盛だった時期と状況は変わり、日系IT企業に対する学生の人気は凋落。採用しづらくなったうえに離職率も高く、最近では「中国のインターネット企業への転職者が相次いでいる」との声も多い。そんななか、ワークスアプリケーションズ(牧野正幸社長)は、北京大学や清華大学など、中国の一流大学出身の優秀なIT人材の大量採用に成功している。2016年会計年度は新たに200人程度の中国新卒者が入社予定だ。同社のグローバル統一採用制度と、大学との関係構築が功を奏している。(上海支局 真鍋 武)