セゾン情報システムズ(内田和弘社長)は今年度(2017年3月期)、ファイル転送ツール「HULFT(ハルフト)」の事業領域を拡大する。市場では、従来のアジア・ASEANに加え米国に本格進出する。金融やヘルスケア、製造などの業種向けには、センサから取得したデータを企業内システムなどと連携するIoT(Internet of Things)分野にも参入する。4月1日付で就任した内田新社長(HULFT事業部長兼務)が、HULFT事業部長で常務取締役だった3月、本紙取材で「2020年までに世界シェアを倍増する」と、中期的な事業戦略を明らかにした。グループ会社のアプレッソのデータ連携ツール「DataSpider Servista」と合わせ、同社の方向性を探った。(取材・文/谷畑良胤)