171cmの長身に、ふわりとした髪型。外見は、おしゃれを楽しむ今時の女性そのものだ。しかし、高橋真理恵は、根っからの「負けず嫌い」。内面に秘めた思いは誰よりも熱い。

201704111552_1.jpg
 小学校からバレーボールを始め、大学時代は関西1部リーグの強豪チームに所属した。ポジションはスパイカー。毎日、トスアップされたボールを追いかけ、厳しい練習に耐え抜いてきた体育会系だ。

 大学卒業後の就職先を決める際、一時はスポーツメーカーも候補に入れていた。だが、「好きなことと仕事は違う」。成長できる環境を求め、Coltテクノロジーサービスに入社した。

 新しいことが好きな性分。社会人になり、ずっと憧れていたサーフィンを始めた。スキューバダイビングのライセンス取得も計画し、人生を謳歌している。

 ただ、仕事では壁も多い。担当する金融業界を対象にした顧客の新規開拓では、わからないことの連続。「できないことが悔しい」と、歯がゆい思いをすることもあるが、バレーボールで培った最後まで諦めない姿勢で取り組む。

 体調管理のために、毎朝のベッドメイキングは欠かさない。落ち込んだ時は、地元の大阪で、幼い頃から親しんできた「吉本新喜劇」などをインターネットの動画配信サイトで見て、思いっきり笑う。

 大切にするのは、高校時代の恩師が言っていた「目配り、気配り、思いやり」という言葉。「あの3年間はもう二度とやりたくない」と思うほど、苦しく、辛かった経験は、今となっては大きな財産になっている。

 バレーボールとはいったん距離を置いたが、気持ちは今もプレイヤーのまま。IT業界のコートのなかで、懸命に顧客のニーズを拾い続けるつもりだ。(敬称略)