医療業界向けITビジネス(医療IT)が、にわかに盛り上がりを見せている。不況期には景気対策で医療など公共領域への公共投資が増える傾向があり、ITベンダーは熱い視線を注ぐ。今年3月、国の「デジタル新時代に向けた新たな戦略~三カ年緊急プラン~(案)」では、医療のネットワーク化が柱の一つとして掲げられた。電子カルテの普及率の低さも相まって“今が攻めどき”とばかりに、医療ITへの取り組みに力を入れる。メーカーやSIer入り乱れての攻防を探った。