経済成長の減速や人件費の高騰に伴う製造業の工場移転、南シナ海の領有権をめぐる周辺諸国との政治的な衝突などに注目が集まり、日本では「リスク大国」としてみられることが増えている中国。確かに、チャイナリスクは存在するのだが、見方を変えれば中国経済は今なお堅実に拡大しており、グローバルにおける影響力を着実に高めているのもまた事実。とくにIT産業は、「第13次5か年計画」期間における国家発展の重要要素として指定され、今後の成長余地が大きい。中国のIT市場は今後、どのような変貌を遂げていき、日本のITベンダーはどうつき合っていくのか。マクロな視点で探った。(取材・文/上海支局 真鍋 武)