身代金型ウイルスのランサムウェア。5月に「WannaCry」が世界的に猛威を振るい、感染者の多くが身代金を振り込む事態となった。WannaCryは、標的型の攻撃ではない。無差別に感染を拡大させていき、身代金を獲得していく。まさに“ランカク”ウェアだ。WannaCryはすでに鎮静化しているものの、今後も凶悪な亜種が登場する可能性は高い。IT業界は今回の騒動をどのように捉えるべきか。ランサムウェアはさらに、どのような進化を遂げるのか。WannaCryが残した爪痕から、ランサムウェアの今後を分析する。(取材・文/畔上文昭)