クラウドや人工知能(AI)などのテクノロジーの進展、人手不足や働き方改革といった社会構造の変化に伴い、ITを用いて人事関連業務の高度化を図るHRテックへの注目が高まっている。その範囲は採用や配置、育成、評価、給与など多岐にわたる。財務や会計などと比べて、人事はあまりITの活用が進んでおらず、いまだに勘や経験、Excelを頼りに業務をこなしている企業が少なくない。それだけに、今後の開拓余地は大きい。とくに日本では、生産年齢人口の減少に伴い人材採用が空前の売り手市場となるなど、人手不足が深刻化。そこで、デジタル選考やタレントマネジメントへの需要が急速に拡大している。最近では、従来から関連のソリューションを提供しているITベンダーに加え、市場に新規参入する企業も増加。新たなプロダクトも続々と誕生している。各社の取り組みと今後の展望を探った。(取材・文/真鍋武)