ユーザー企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)支援や自らの収益モデルの変革、海外ビジネスの進展など、SIerを取り巻く環境は大きく変わっている。DX支援ビジネスは、産業により深く根ざしたデジタル変革案件が増えそうだ。業種・業態に密着してビジネスを手掛けてきたSIerにとって追い風であるとともに、これまでのシステムビジネスに比べて、ユーザー企業の経営戦略まで踏み込んだ提案が求められる。海外でもそうしたデジタル変革のうねりは勢いを増しており、国内外で幅広くビジネスを手掛けるNTTデータと野村総合研究所(NRI)の大手2社のトップ取材を通じて、2020年のビジネス戦略の違いを浮き彫りにする。
(取材・文/安藤章司)