Special Feature

【キーワードで読み解くDXの現在地・内製化】SIerに新たな成長の可能性

2022/11/14 09:00

週刊BCN 2022年11月14日vol.1946掲載

 SIerのDXビジネスにおいて、「内製化」の支援は、もはや欠かすことのできない領域となっている。ユーザー企業は自社でシステムを開発・運用し、加速し続ける市場の変化に対応しなけばならない──。そんなトレンドが広まるにつれ、従来の受託開発ビジネスは「ベンダー丸投げ」として嫌厭され、徹底した内製化の帰結として「SIer不要論」を唱える人まで現れている。顧客の独り立ちを支援する伴走者としてのビジネスは、SIerに明るい未来をもたらすのか。「Amazon Web Services」(AWS)を活用した内製化支援サービスを手掛けるTISの現場に聞くと、内製化支援がSIerの新たな成長につながる可能性が浮かんできた。
(取材・文/藤岡 堯、大向琴音)
 

 TISは2021年10月、AWSジャパンの「内製化支援推進AWSパートナー」プログラムへの参画を発表。AWSプレミアコンサルティングパートナーとして、10年以上にわたって500社を超えるユーザー企業にソリューションを提供してきた知見を生かし、内製化の実現を目指す顧客のニーズに応えている。
 
TIS 横井公紀 主査

 TISのCCoE(Cloud Center of Excellence)リーダーである、IT基盤技術事業本部IT基盤技術事業部IT基盤ビジネス推進部の横井公紀・主査は「AWSから表彰を受けた(高度な知識・資格を有する)エンジニアやコンサルタントを中心に、お客様の現場課題にできる限り寄り添っていく点が特徴」と説明する。
この記事の続き >>
  • 内製化支援ビジネスの必要性 既存サービスでは対応できない
  • 顧客の「右腕」的存在に 立ち位置の変化がSIerに好影響も

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