高セキュリティのクラウドサービスを最適なコストで

 クラウドをはじめとしてSIやERP、システム運用をビジネスとして手がけるユー・エス・イーが、Oracle Cloudをベースに提供しているのが、社会保険労務に関する電子申請ソリューション「Charlotte」だ。日本オラクルが主催するパートナー向けのOracle Cloudを活用したソリューションコンテストで、Charlotteは最優秀賞を受賞した。企業の労務担当者からの切実な「お困りごと」の声を反映させたクラウドサービスで、「既存の人事給与システムや人事給与データをもとに、社会保険・労務に伴う申請業務を支援する」と吉弘京子副社長は強調する。

201711131242_3.jpg

北野文章
サービスイノベーション事業部
事業部長

 Charlotteは、「Oracle Java Cloud Service」による業務処理と「Oracle Integration Cloud Service」によるデータ変換などの機能を提供するほか、主要な人事給与システムに対応。データをそのまま利用して申請・届出に必要なデータをCharlotteに直接アップロードできることが大きな特徴だ。従来のような手作業による入力は一切不要で、作業負荷を大幅に軽減できる。到達番号や問合せ番号も自動的に管理して、人事給与システムのデータと紐づける。北野文章・サービスイノベーション事業部事業部長は、「申請情報にはマイナンバーをはじめ個人情報が多く含まれるため、セキュリティの確保が重要。オラクルなら、世界的に信頼性の高いセキュアな基盤環境だけでなく、Oracle Database Cloud Service上で暗号化することでセキュアに情報を保護できる。また、オンプレミスとクラウドが共通の技術で扱えて、環境の構築を迅速に行える点も開発における大きなメリット。ハンズオントレーニングなどのサポートも充実している。将来のサービス利用の拡張も含めて、オラクルは最適なコストでサービスが提供できる」と強調する。

 すでに、大手企業を中心に複数の案件が発生している。今後は、「スモールスタートが可能なクラウドのメリットを活かして、SMB(中堅・中小企業)も含めて申請・届出業務を負担に感じている企業にCharlotteを提供していきたい」と吉弘副社長は語る。北野事業部長は、「潜在市場は非常に大きい。早期に1000社の獲得を目標に据える」と明らかにしている。
 
201711131242_4.jpg