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“得意ワザ”を磨き、独自色を強める

富士通システムソリューションズ(Fsol) 社長 秦 聖五

取材・文/谷畑良胤 撮影/ミワタダシ

2004/02/02 18:03

秦 聖五

週刊BCN 2004年02月02日vol.1025掲載

 中堅・中小企業向け市場をソフト・サービス分野の“主戦場”と捉える富士通にとって、グループ会社の富士通システムソリューションズ(Fsol)の存在感は高まる一方だ。4年前にFsolが開発した中堅企業向けERP(統合基幹業務システム)ソリューション「WebSERVE(ウェブサーブ)」は、今では富士通ブランドの「共通業務ソリューション」として全国に流通する。聖五社長は、「Fsolは中堅企業をコツコツと開拓するなかで“得意ワザ”を得た」と自負するが、中堅・中小市場の顧客獲得争いはこれからが本番。富士通グループの中堅・中小向けビジネスの最右翼として、Fsolは“正念場”を迎えている。

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