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「現場」、「現実」、「現物」 “3現主義”でモノ作りの原点へ

富士通ビー・エス・シー 社長 兼子孝夫

取材・文/木村剛士 撮影/ミワタダシ

2004/08/23 18:03

兼子 孝夫

週刊BCN 2004年08月23日vol.1052掲載

 不採算案件の増加──。受託ソフト開発企業が抱える深刻な問題の1つだ。ソフト開発を主軸事業に置く富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)も昨年度(2004年3月期)、不採算案件の発生によって業績を悪化させた。楽観できない状況下、6月29日にトップに就任した兼子孝夫社長は、開発畑を歩んできた経験をもとに「すべてのプロジェクトは自分が管理する」と、自らが現場に出ることで主軸事業の立て直しを目指す。一方で、成長著しい組み込みソフト事業では、来年度(06年3月期)売上高で100億円突破を至上命題に掲げ、デジタル家電や車載情報端末向けの強化、中国市場への参入を狙う。

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