矢野薫氏がNECの社長に就任してから1年半余りが経過した。金杉明信前社長の体調悪化(2006年11月に死去)で、突然の社長就任だったこともあり、“物静かな人”とのイメージがあったが、就任時から明確なビジョンを掲げ、早々にNECの方向性を固めた。ネットワーク畑の出身ということからも、NGN(次世代ネットワーク網)など通信を切り口に情報との融合を見据えている。一方で、ハードウェアありきのビジネスにも重きを置く。「着々と成長路線に歩を進めている」と言い切る矢野社長に、今後の戦略について聞いた。