カシオ計算機グループの販売子会社、カシオ情報機器は、IT業界にあって、中小・零細企業向けIT機器販売で一目置かれる存在だ。“使える道具”として独自開発した事務処理専用機器「楽一」は発売から15年以上を経た現在でも、ユーザー企業に広く支持されている。IT機器販売やサポートでそんな得意技をもつ同社は今後、SaaS/ASP時代を見据えて全国販売網を生かしたサービス展開を本格化させる。IT利用形態が「所有」から「利用」へと変化するなか、同社ならではの“泥臭い”取り組みでIT普及を目指す。 谷畑良胤(本紙編集長)●取材/文  ミワタダシ●写真