野村総合研究所(NRI)は、この3年、海外ビジネスの拡大に力を注いできた。10年単位の長期スパンで見て、国内市場が縮小するリスクを考慮してのことだ。しかし、国内市場に見切りをつけたわけでは決してない。「デジタル資本主義」なる概念を提唱し、顧客企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を促進。たとえ国内の就労人口が減少し、労働時間が抑制されたとしても「成長の可能性を見いだせる」(此本臣吾代表取締役社長)と捉える。NRIは海外ビジネスと国内DXの二つの柱でビジネスを伸ばす考えだ。