ワークスアプリケーションズは、仕掛かり中の大規模プロジェクトを乗り切り、今年度(2021年6月期)の営業損益の黒字転換を目指す。同社製品は個別カスタマイズなしで納入するのが基本であり、そのためには大企業ユーザーが必要とする機能をERPの標準機能として取り入れる必要ある。結果として、パッケージ開発のコストは膨らみやすくなるのが課題だった。主力だった人事給与パッケージを売却するなどして資金を調達したことで、新型ERP「HUE」シリーズの開発・販売に弾みをつけ、本来見込んでいた収益力を取り戻す計画だ。創業者から経営のバトンを引き継いだ井上直樹・最高経営責任者(CEO)に今後の成長戦略を聞いた。