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ピースマインド ネットでメンタルヘルスケア 実店舗の設置で相乗効果

2002/01/07 16:06

週刊BCN 2002年01月07日vol.923掲載

 メンタルヘルスサービスのプロデュース業務を手がけるピースマインド(ケイツーコーポレーションから1月1日付で社名変更、荻原国啓社長)が1999年11月に開始したオンラインカウンセリングサイト「Peacemind(ピースマインド)」のサービス会員数が、4万人を超える規模にまで成長している。サイトでは、悩みやストレスなどのメンタル全般から、職場や学校、家庭における問題まで、幅広くカウンセリングを行う。同社では、実店舗のカウンセリングルームを設置しており、「クリック・アンド・モルタル」で会員数増加を狙う。

 荻原社長は、「米国では、カウンセリングをビジネスマンやスポーツ選手が気軽に受けているが、日本ではまだ敷居が高い。そこで、カウンセリングの敷居を低くすることを目的に、インターネットでサービスを提供することにした」と、オンラインカウンセリングサイト「ピースマインド」を立ち上げたきっかけを話す。

 特徴は、日常のメンタルケアやストレス全般から、職場や学校、家庭の問題など10カテゴリー・70ジャンルの各分野において、専門のカウンセラーとオンラインで1対1で相談できること。約300人のカウンセラーが対応している。

 99年11月の開始以来、4万人を超える会員数にまで拡大している。会員の年齢層は、20-30代が75%以上を占めるという。

 荻原社長は、会員拡大の要因について、「ユーザーは、インターネットで匿名性が守られるので、抵抗なく相談ができるため」と分析しており、オンラインカウンセリングが日本に最適なサービスであることを強調する。また、24時間365日サービスが受けられるのも特徴となっている。価格は、カウンセリングの内容によって異なるが、1回のカウンセリングにつき3000円から1万円となっている。

 昨年11月からは、JR東日本グループとの提携により、ホテルメッツ渋谷でメンタルヘルスのカウンセリングが受けられる実店舗のカウンセリングルームを設立。バーチャルとリアルの相乗効果を生み出すことで会員数を増やしていく構え。

 また、企業向けサービス「@メンタル」を提供しており、「大手企業を中心に30社以上が導入し、労働組合や健康保険組合がライフサポートや健康支援としても活用している」という。このサービスは、企業の従業員を対象としており、福利厚生の一環として活用されている。

 オンラインカウンセリングに加え、健康管理・増進業務全般を手がけるヒューマンヘルスプロモーションや、国内最大規模の民間カウンセリング機関である東京メンタルヘルスアカデミーなどによる電話対応、リアルカウンセリングなどの支援も行っている。

 販売は、ヘルスケア分野のチャネルをもつ販売代理店5社と提携している。

 アドレスはhttp://www.peacemind.co.jp/。
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