「昨年の低迷を経て、日本のIT産業は今年新たな成長を遂げる。地域的にも分野的にも期待できる市場はまだまだある。これを掘り起こすためにも、得意分野をもつ企業とのアライアンス戦略をさらに強化、ディストリビュータとしての新たな可能性を追求する」

 ダイワボウ情報システム(DiS)の横山満社長は、埋もれている需要発掘と新需要開拓によって、2002年は新たな飛躍の年になるとの見通しを発表した。

 昨年のibm.comとの協業に見られるように、さまざまな企業とのアライアンスが最近のDiS戦略の特徴。今年はこれを更に推し進める。特定メーカーに縛られないマルチベンダー指向がユーザーから評価されているだけでなく、ユーザー満足度の向上を図るメーカーの要望にも合致することから、DiSを核としたアライアンスがより有効と判断した。

 DiSではマルチベンダーは理念ではなく実践であるとの考え方が基本にある。必要な時にすべてを取り揃える物流力や情報流通のインフラ確立がまず前提となり、このインフラを縦横に駆使し得る社内教育も重要な要素となる。DiSではこれらのインフラを昨年中にほぼ完成、社内教育も予定通りの成果を上げていることから、アライアンス相手先からの評価も高まっている。

 2次店への卸販売を主力とするビジネススタイルは継続するが、今年はエンドユーザー層の把握に力点を置き、その需要を見据えた営業展開を図る。