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インターコム 設立20周年で新製品投入 法人向けに「イノボイス2」を発売

2002/01/21 16:06

週刊BCN 2002年01月21日vol.925掲載

 インターコム(高橋啓介社長)は、2002年6月で設立20周年を迎えるのを機に、1-3月までの間に6つの新製品とASPサービスを開始し、4製品をバージョンアップする。昨年の新製品は1タイトルにとどまっていたが、「今年度は製品が揃い、攻めの体制で設立20周年を迎えることができる」(高橋社長)。とくに同社の得意分野である通信関連が企業向け市場で伸張していることから、企業向け製品の品揃えを強化する。企業向け製品の1つであるCTIシステム「InnoVoice(イノボイス)2」は、昨年発売した商品のバージョンアップ版で、小規模なフロントオフィス構築が可能として2月1日に発売、初年度500システムの販売を目指す。

 インターコムでは、得意分野である通信関連製品が企業市場で伸張していることから、企業市場を意識した商品開発を進めてきた。

 「当社がコンシューマ向けに販売している『まいとーくFAX』をエンジンに採用し、100万円程度のシステム製品に仕上げて販売するソフトメーカーもある。コンシューマ市場が伸び悩んでいるのに対し、企業市場は着実に伸張している。当社としてもコンシューマ向け製品とともに、企業市場を意識した製品を増やしていく」(高橋社長)方針。

 なかでも「CTIは当社の得意分野である通信を企業で活用する市場として有望で、CTI事業を手がける専任部署を設立し、この分野向け製品を揃えている」(同)として、CTI事業で積極攻勢をかける構え。

 CTIを活用する企業の通信システムは、PBXなど従来からある通信システムが現在でも利用されている分野であり、「最近はIP電話が話題を呼ぶなど、技術革新も起こっているが、PBXに代表される従来からの通信の世界も当分は残っていくだろう。従来からある通信システムと新しい技術の融合により、より使い勝手の良い利便性の高い製品を提供していく」方針だ。

 イノボイス2もCTI関連製品で、小規模なインタラクティブボイスレスポンス(IVR)システムの構築ができる。IVRシステムとは、FAX情報サービス、ボイスメールシステム、電話受注、在庫問い合わせなどフロントオフィス業務のためのシステムで、24時間対応の電話とFAXによる受付システムを短期間に構築できる。

 今回のバージョンアップでは、内線転送と発信処理機能を追加。内線転送機能を使うと、PBXやボタン電話主装置の配下にイノボイス2を設置することで、いったんはイノボイス2で受けた外線電話をPBX経由で内線電話に転送することができる。発信処理機能は、イノボイスActiveXコントロールを利用することで、自動的に指定の宛先にダイヤルし、音声、FAXの自動配信を行い、顧客に対し決まった日時にこちらが送りたい情報を電話やFAXで送ることができる。

 価格は56万円となっている。
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外部リンク

http://www.intercom.co.jp/

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