インテュイット(平松庚三社長)は、「弥生02シリーズ」の販促キャンペーンとして、「がんばれ!!日本の社長さん~目指せ100万本キャンペーン~」を2002年1月15日から3月31日までの期間実施する。弥生シリーズの累計出荷本数が01年12月に90万本となったことから、キャンペーンの実施で100万本の早期達成を狙う。平松社長は、「現在パソコン市場は厳しい状況にあり、業務ソフトマーケットも同様に厳しい環境にある。この苦しい状況から底上げするために、当社のターゲットである企業経営者が元気になってもらうようなキャンペーンとした」と、敢えて”泥臭く”ターゲット市場に訴求する方針を選んだ。

 インテュイットが今回展開するキャンペーンは、「がんばれ!!日本の社長さん」の名称通り、キャンペーン期間中に弥生02シリーズを購入しユーザー登録した顧客の中から、抽選で100人に10万円をプレゼントし、経営者を支援する内容となっている。「社内であがったキャンペーン案のうち、敢えて泥臭く、当社のユーザーである経営者層にインパクトある内容にした」と平松社長は説明している。 

 賞金の10万円は、ご祝儀袋に入れて届く仕組みになっている。外資ベンダーである同社だけに、逆に日本の慣習を活用して、日本市場のための製品を提供している点をアピールしていく。

 この背景には、「昨今の売り上げを見ると、業務ソフト市場も経済環境の厳しさに直面している。当社の実績では前年を上回る売り上げにはなっているものの、目標に対しては下回っているのが実情。にもかかわらず、マーケットにおける当社のシェアは拡大しており、業務ソフト市場全般が厳しくなっていることをうかがわせる。そのため、市場全体が底上げされていくようなキャンペーンを展開していきたい」との狙いがある。

 店頭側でもキャンペーンに対しては好意的で、「量販店を見ても、当社製品をはじめ、業務ソフト販売に注力する店が増えた。今後も量販店で積極的に弥生シリーズの販売を行いたい」としている。

 また、同社では4月の税理士法改正により、会計士・税理士の市場開放が大幅に進む見通しにあることから、現在800事務所となっている税理士・会計士のパートナー網「IPAP」を7月までに1500事業所に拡大し、これまで以上に関係を強化していくための仕掛けを準備中で、今後正式に発表する計画だ。