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キヤノン レーザープリンタを一新 新製品を6機種投入

2002/01/28 16:06

週刊BCN 2002年01月28日vol.926掲載

 キヤノン(御手洗冨士夫社長)は、レーザービームプリンタ「レーザーショットシリーズ」の新製品6機種を1月末から順次発売し、ラインアップを一新する。

 新たに投入したのは、「LBP-2810」(44万8000円)、「LBP-2710」(34万8000円)、「LBP-1310」(9万8000円)、「LBP-1210」(5万9800円)、「LBP-1110SE」(3万8800円)、「LBP-1910」(34万8000円)。

 「LBP-2810」と「LBP-2710」は、モノクロLBPの使いやすさとカラーLBPの先進性を高度に融合させたハイブリッドレーザプリンタとして新たに開発したモデル。

 キヤノン独自の新開発4連垂直インラインエンジンを搭載することにより、カラーとモノクロいずれも毎分22枚の高速出力が可能。

 また、C.M.Y.K.の各色に重合法Sトナーを使用しており、モノクロLBPと同等のテカリのない自然画質を実現した。さらに、定着器にレーザープリンタとして世界初のIH(電磁誘導加熱)定着方式を搭載することで、ウォームアップ時間の短縮を実現した。

 「LBP-1310」は、新開発エンジンを搭載したオフィス向けのスタンダードA4モデルで、本体価格が10万円以下の機種としてはクラス最速(2002年1月10日現在)となる毎分18枚、リアル1200dpiの高速・高画質プリントを実現した。また、低価格・コンパクト設計でありながら自動両面印刷機能を標準装備している。
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