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エプソン 家庭向けに低価格のプロジェクタ発売

2002/01/28 16:06

週刊BCN 2002年01月28日vol.926掲載

 セイコーエプソンとエプソン販売は2月中旬から下旬にかけて、ホームシアター用の低価格プロジェクタを発売する。モデルは2機種で、ハイエンドモデルが「ELP-TW100」(50万円弱)、エントリーモデルが「ELP-TS10」(30万円弱)となる。

 両モデルとも、これまで展開してきたビジネス用データプロジェクタの技術を応用したもの。「ELP-TW100」では、HDTV対応の高精細(750p)、16:9ワイドを実現し、「ELP-TS10」では4:3高画質(525p)の機能を搭載している。

 富士キメラ総研の調査によると、ホームプロジェクタ市場は、99年に1万3700台、00年に1万4000台、01年に2万台と確実に成長している市場であり、02年には3万3000台、05年には12万5000台の国内出荷が見込める、と予測する。

 エプソン販売・降旗國臣社長は、「初年度は国内のホームプロジェクタ市場で30%のシェア、1万台の販売を見込む」とし、これまでマニア層を中心に100万円程度の高額モデルが中心だったホームシアター市場に低価格モデルを投入することで、シェアナンバーワンの獲得に意欲をみせた。

 販売チャネルは量販店が中心となり、マニア層が集まるAV専門店に向けては、「今後の課題」(同)とした。
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