(社)日本コンピュータシステム販売店協会(JCSSA)は、6月11日、通常総会を開催、平成14年度(2002年4月-03年3月)の新会長に梅崎哲雄氏=丸紅インフォテック社長を選任した。副会長には、ダイワボウ情報システム・横山満社長、大塚商会・大塚裕司社長、九十九電機・鈴木淳一社長の3人が就任した。梅崎会長は今年度の新たな活動として、「国家貢献につながるe-Japan構想に則った中小企業のIT化のお手伝いを、協会の会員、賛助会員の皆さんのお力を借りて行っていきたい」と話した。具体的には、全国8か所で中小企業の経営者、IT担当者を対象としたセミナーを開催していく。

 JCSSAは、通常総会を開催した6月11日にサマーセミナーを開催。その席で挨拶を行った前会長の大塚実・大塚商会会長は、「平成14年度は、会長以下副会長もすべて一新された新体制となった。(コンピュータシステムの販売は)日本経済の重要な役割を担っており、協会ではさらに日本経済の発展に寄与すべく、頑張っていって欲しい」とエールを送った。

 これを受け、梅崎新会長は、「今期の柱となる事業として、e-Japan構想に呼応した中小企業のIT化のお手伝いを行っていく」ことを掲げた。

 JCSSAで開催する中小企業向けセミナーは、中小企業のIT普及と啓蒙を目的に、全国の8か所で開催する。中小企業事業者特有の課題を中心に、中小企業の規模、業種、適用業務などのIT推進にかかわる課題を紹介する。

 セミナー開催については、総務部会のIT事業機会促進委員会において8か所の選定や地域交流方法を協議。JCSSAの会員企業、商工会議所関連団体、ITソリューションベンダーと連携して中小企業に適したITを生かした経営モデルを研究し、セミナーの内容に反映させていく。

 JCSSA・鈴木淳一副会長はサマーセミナー懇親会の締めの挨拶として、「懇親会の最中に、セミナー開催について多くの方から賛同を頂いた。ある方からは、“中小企業市場の開拓は、われわれの念願。大企業には販売はできるものの、中小企業には販売が難しい。ぜひ中小企業市場を開拓していって欲しい”と励まされた。JCSSAとしても02年中小企業IT化全国セミナーを力を入れて展開したい」と話した。

 平成14年度の新任常任理事は以下の通り。(敬称略)▽ソフトバンク・コマース・溝口泰雄取締役▽日興通信・鈴木範夫社長▽富士通オフィス機器・松尾好洋社長▽リコーテクノシステムズ・我妻一紀社長▽コンピュータ・ニュース社・吉若徹専務。