売上高2ケタ成長を見込む

 ネットワークシステムのインテグレーションサービスを提供するデータクラフトジャパン(青木厖社長)は、ネットワーク運用支援サービス「Insite(インサイト)」の拡販を図る。

 青木社長は、「日本でもようやくネットワーク監視のアウトソーシング化が浸透しつつある。金融・製造、官公庁系などを中心に拡販していく」と闘志を燃やす。

 「インサイト」は、同社内に設置したネットワークオペレーションセンター「STARtrac(スタートラック)センター」を通じ、オンラインでネットワーク監視を行うサービス。「スタートラックセンター」には、24時間365日体制で技術者が常駐し、ネットワークの状況確認や障害対応を行う。

 特徴は、SLA(サービス・レベル・アグリーメント)を採用していること。例えば、障害発生から5分以内に報告すべきことが5分以上経過した場合、システムの自動化によりリアルタイムで顧客に知らせる。「顧客企業に質の高いサービスを提供するため」としている。

 02年5月には、森ビルが「インサイト」を導入し、東京都心で運営・管理する施設を対象とした地域LANの運用支援機能として導入。森ビルでは、オフィスビルやマンションの付加価値サービスとして導入したという。

 同社は、97年に「ネットウェーブ」として設立。99年には、ネットワークシステム構築を手がけるデータクラフトアジアと資本提携を行い、同社の日本拠点となった。国内では、企業や通信事業者、官公庁、研究機関など100社以上の顧客企業をもつ。

 01年度(02年6月期)は、売上高が約50億円。「02年度の売上高は、2ケタ成長を見込む」と自信をみせる。