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内田洋行 USAC会30周年記念フォーラムを開催

2002/08/05 16:26

週刊BCN 2002年08月05日vol.952掲載

 内田洋行は、全国USAC会30周年記念フォーラムを7月24日、東京・明治記念館で開催した。

 全国USAC会は、内田洋行の販社組織。1973年に発足、当初はUSAC名称のオフコンの販社組織だったが、現在は内田・ソリューション・アソシエイト・クラブの略称でUSAC会となっている。

 内田洋行・久田仁会長は30年間を振り返り、「発足当時、コンピュータは直販一本槍。世界中を見てもコンピュータディーラーなど存在せず、日本で初めてコンピュータディーラーという業種が誕生した。その際、コンピュータディーラーの研究機関としてUSACを誕生させた。スタート当時から現在に至るまで、USAC会はメーカーの押しつけでなく、個々の自立した集団として活動していくための組織。これが30年もの間、会が継続した最大の理由ではないか」と話した。

 第30期の全国USAC会の会長には、前期の会長であったエス・アイ・ユゥの山下司専務が就任。「30周年を迎え、お客様と相互成長するための経営者の学びの場の開催、ウェブの活用、人材育成、会員間のアライアンスの推進、模範活動の表彰などを実施する。前期は総決起大会・総会・表彰に多くの予算を割いたが、今期は人材育成、ブロック別研究会の予算に重点を置いた配分を行っていく」と、活動方針を説明した。

 内田洋行から今年度の商品強化計画として、(1)「スーパーカクテルシリーズ」の一部商品を年内に、それ以外の商品は来年夏にバージョンアップ、(2)e-Japan重点計画による電子自治体化の進展にともない、「e-ActiveStaffシリーズ」の商品強化を行い、販売についても従来の直販からパートナー経由販売を実施、――などを発表した。
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