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三菱電機 アデクサ・ジャパンと協業

2002/08/12 16:26

週刊BCN 2002年08月12日vol.953掲載

 

 三菱電機(野間口有社長)は、SCM製品の提供に関しアデクサ・ジャパン(末重秀二社長)と協業する。

 今回の協業は、SCM需要の拡大に応えるもの。三菱電機のもつ生産管理ノウハウやシステム構築技術と、製造業分野を中心にグローバル市場で実績をもつアデクサのSCM製品を融合し、国内を中心とする顧客の多様な要望に対応できる最適なシステムを提供していく。

 具体的には、三菱電機インフォメーションシステムズ(MDIS)がこの事業を担当し、アデクサのSIパートナーとして、アデクサのSCMソフトウェア製品群である「iCollaboration Suite」を顧客に提供するシステムに組み込み販売する計画。

 さらに両社は、顧客けセミナーの開催など、販売促進活動を共同で実施していく。

 MDISでは、この協業に基づくシステムを製造業向けから提供開始し、順次、ほかの業種にも拡大させていく予定。

 今後は、SCMやCRMなどのインターネットを基盤として構築されるシステムの品揃えを強化し、企業内の基幹業務を対象とするERPや製品のライフサイクルを管理するPLMなどのシステムと合わせて、企業の多様なシステム構築要求に応えていく方針。
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